統合失調症の墓守女

皆殺しのメロディ

パイパン絶対主義者としていきる

こんばんは。

 

概ね統合失調症というとワードサラダだの自分が神だのを想像しがちですが、これは陽性症状の方々で、統合失調症には陰性症状というものもございます。

 

この夏はご存じあのくそ暑さと、家族あるいは人間関係のあれこれですっかり気が滅入ってしまい、陰性症状が酷くなってベッド→餌→風呂(入らないと自分の臭いで死にます)→ベッドというのを繰り返しておりましたが、最近季節が変わり薬を変えた結果そこそこ改善し、昨日ようやく真夏に剃る気にならなかった脛毛と陰毛をそり落とす儀式をとりおこないました。

 

脛毛はともかくなにゆえ陰毛をそり落とすかと申しますと、マン臭事変が発生するからです。毛は臭いを吸収します。たばこの煙のけむる部屋の中にいると、あとから髪の毛からたばこの臭いがするのと同じです。

 

おまけに陰毛が臍下、太腿の付け根ともう隠す部分で無い部分まで覆い尽くす密林、原始人さながらの下半身で生きるのは苦痛であり、それを処理する気力もなくただシャワーを浴び体を清めるだけしか出来ないという事がますます陰鬱になるという悪循環、下半身がヒト科の獣という見た目の事実を受け入れる事も苦痛であり、昨日の剃毛により、晴れてようやく人類として相成りました。

 

やはりカミソリは一枚刃に限ります、二枚以上は邪悪。

毛をそった後に刃と刃の間に黒い毛がぽつぽつと掃除出来ずに存在するのは絶対的な悪、邪悪であり、五枚刃など考えただけで死が顯現するのです。うっかり多少の傷を齎す事もあれど、あの不潔を思うよりは遙かに宜しいのです。

 

女性器をご覧になった事があるでしょうか。

あのデリケートゾーン、プライベートゾーン、十月十日で人体を排出する部分のまわりや陰核のすぐそばまで密林は生い茂り、ひやひやしながら刃を滑らせるのです。人生は厳しい。

 

あの縮れ毛は何処にでもあらわれるまさに幻覚の顯現であり、絶対的に殲滅駆逐すべき「無駄毛」であり、あってはならない存在です。しかしながら、永久脱毛でもせぬ限り悪は蔓延り暗い闇の中から外に出る機会を待ち望んでいる陰毛が生え始めたそばから剃るしかなく、いつかブラジリアンワックスにもチャレンジしたいと考えています。

 

パイパンは清潔。陰部はきれいに。ノーモアアンダーヘア。

 

 

それでは、また。